ごあいさつ


今はもうだれも 愛したくないの
何もかもなくした 今の僕にできることは・・・

カレッジ・フォーク全盛期だった1969年、ウッディ・ウーによってリリースされた名曲「今はもうだれも」。メンバーであった岡山勇吉は、その曲の呪縛をとくため、世界中をさまよい歩く。後年大阪市北区で「シティウェスト」というライブハウスをはじめる。気の合った仲間たちと、音楽に囲まれた毎日を過ごしていた。

年に数回、小さなホールを借りて開催されていた仲間だけの音楽イベント。
13年前からは野外ライブをはじめ、さらに多くの音楽仲間が集まるようになっていった。

2004年、岡山勇吉は永遠の眠りについてしまったけれど、この間、新しい出会いや別れ、幸せや悲しみ、仲間たちにはそれぞれのドラマがあったけれど、この音楽の灯火を消すことなく、仲間たちは年に1度の野外ライブを続けた。

このライブをサポートしている仲間たちも還暦を目前にし、この音楽イベントが消えてなくなることなく、次の世代に受け継いでもらえないかと考えた。

2009年夏…

それまで、仲間だけの音楽イベントだったYAMAライブが大きな変貌を遂げた。
単なる身内だけではなく、音楽をコミュニケーションツールとして、世代を超えたコミュニティーの創出により活気あるまちづくりを目指し、アーティストの支援、音響、舞台、照明などイベントスタッフ育成など、音楽を通じて人々やまちをつなげる役割を果たすことを目指してNPO法人KUNON-九音を設立しました。

音楽を通じて、色んな出会いを求めている方、NPO法人KUNON-九音で何かやってみたいという方、お待ちしています。


NPO法人KUNON-九音 スタッフ一同